はじめてのアルバイト

高校や大学に進学するのを機に、アルバイトデビューをしてみようというひとは多いと思います。
社会勉強のため、お小遣い・学費を稼ぐため、将来の就職にアルバイトの経験を活かすため、アルバイト先の仕事がかっこ良くて憧れるからなど、アルバイトを始める理由・志望動機は人によって様々でしょう。
どのような理由にせよ、初めてのアルバイトをする時は、いろいろと緊張したり、何をどのようにすれば良いのか分からないと不安に思う人も多いでしょう。
初めてするアルバイトの職種は、新聞配達、皿洗い、工場勤務、コンビニやスーパーのレジうちなど、高度な接客技術や特殊技能が求められないものが簡単だとされていますが、働き始めてしまえば、どんなアルバイトでも覚えなければならないことは多く、好きな職種を選んでしまって構わないでしょう。
興味のあること、好きなことに関係した仕事ならば、多少難しい業務内容でも、すぐに覚えられるし、楽しみながらスキルアップできるでしょう。
また、若い学生の方ならば、将来のスキルアップや就職活動のことを考えて、将来役に立つアルバイトを探してみる、というのも良いでしょう。
いずれにせよ、はじめから簡単な作業や誰でもできるアルバイトを捜すよりも、いろいろなものを見て決める、という考え方が大切です。
初めてのアルバイトで気をつけること
むしろ、初めてのアルバイトで頭に入れておかなければならないのは、アルバイトとして働く上での心構えです。
これまで働いた経験のない人にとって、アルバイトは、初めての就業経験ということになります。
アルバイトの責任は、社会人のものとは異なりますが、雇用主とアルバイトの関係は、労働に対して対価を支払うというものであり、親や友達との関係とは異なるもので、甘えは許されません。
かといって、単にお金だけでつながっている冷たい関係ではなく、一生懸命に働くことで、信頼を勝ち得たりするなど、普通の人間関係と似た部分もあるので、人としての常識をわきまえた行動をすれば、そこまで難しいものではないでしょう。
つまり、時間は守る、言われたことを良く聞き実行する、分からないことがあれば相談するなどを心がければ、雇用主や同僚とうまくやっていくのは難しくないでしょう。
また、アルバイト先で定められている規則を守ることも重要です。
特に接客関係のアルバイトならば、服装・髪型などに関して、服飾規定が定められていることが多いです。
これらの条件は、面接や研修、初勤務日に説明される就業規則の中で説明されているはずなので、不明点があれば、勤務先の責任者に問い合わせてみるのがいいでしょう。
さらに、アルバイト先のスタッフとの人間関係も重要です。
アルバイト先には様々な人がいます。
友人関係と異なり、気に入らない人とは話さない・かかわらないというわけにはいきません。
たいていの人は、素直に教えを請う後輩はかわいく感じるものです。
元気よく挨拶をしたり、いろいろ教えてもらっているうちに、仲良くなれるでしょう。